楽天市場の店舗運用において、売上アップを後押しするSNSは今や欠かすことができません。
FacebookやInstagram、LINEといった人気のSNSがありますが、「楽天ROOM」という名前は聞いたことがありますか?

楽天ROOMはその名の通り楽天市場が運営しているSNSで、活用方法次第で運用店舗のアクセス人数アップにも効果的です。
今回はそんな「楽天ROOM」の概要と、楽天市場の店舗運用で楽天ROOMを使うメリットについて解説していきます。

楽天市場のSNS「楽天ROOM」とは?

楽天ROOMを簡潔に言うと、「楽天市場会員が楽天市場に出品されている商品を紹介するための場所」です。
商品を紹介し、それを見た他ユーザーが購入に至ることで、アフィリエイト報酬を楽天ポイントで受け取ることができます。

楽天市場の中から好きな商品を選択できるため自由度が高く、購入歴の有無は問わないので投稿ハードルが低いことも人気の理由です。
楽天ROOMのアカウントは楽天市場会員のみならず、楽天市場に出店している店舗も作成することが可能です。

楽天市場の店舗運用に楽天ROOMを使うメリット

楽天ROOMには「ショップページ」という店舗アカウント向けの機能があります。

ショップページとは、一般ユーザーが楽天ROOMへ投稿した写真を、ショップタグごとにまとめたページになります。
一般ユーザーが商品をどのように使っているのか、どのような感想を書き込んでいるのかを把握しやすくなるため、運用店舗の商品ページの拡充や、商品企画・開発にも活かすことができます。

また楽天市場が提供するR-SNSという機能を契約すれば、店舗ページやメルマガにショップページのリンクを貼ることも可能です。
実際に商品を利用するシーンなどが想像しやすくなり、紹介数の多さによって商品の人気度なども測ることができるため、購入ハードルを下げる(=転換率アップにつながる)というメリットもあります。
 

▼ショップページのイメージ


 

楽天ROOMの開設方法

楽天市場の店舗が楽天ROOMで自社の商品を紹介するためには、一般アカウントから店舗アカウントへ切り替える必要があります。
一般アカウントのまま自社商品を紹介し、アフィリエイト報酬を受け取ることは禁止されているため注意が必要です。

店舗アカウントへの切り替えはR-SNSで申請を行います。
R-SNS上で契約を行うことで、ショップページの作成・外部リンクが発行され、楽天ROOMをより自由に活用することが可能になります。

まとめ

楽天ROOMは楽天市場が運営するSNSだけあって、楽天市場会員に的を絞って訴求できるということが大きなポイントです。
楽天市場で店舗運用をしている場合、自社商品の写真を積極的にアップすることで、ユーザーの関心を集めやすくなります。

また、一般の楽天市場ユーザーとの距離感も近いので、商品開発のヒントに利用するのも良いでしょう。
投稿しているユーザーや、それに対して「いいね」をしているユーザーを確認することで、新たなターゲットユーザーが見えてくる可能性もあります。

楽天ROOMで楽天市場ユーザーの生の声を聴き、必要に応じて運用店舗の商品ページなども拡充することで、楽天市場の売上アップにつなげましょう。

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