アクセス人数UPの航海術

露出を増やして売上UP!楽天市場内広告の種類と運用のポイント

楽天市場で売上を上げたい場合、商品の露出を増やしてアクセスを集める必要があります。
楽天市場内の数多くの店舗、商品の中から自店舗、販売商品を見つけてもらうのはとても大変です。

そこで、楽天内の広告を活用する方も多いはずです。
しかし、運用担当者の方にとっては、広告の種類も多く、運用方法も複雑で分かりにくいのではないでしょうか?

今回は、楽天市場内広告の種類と運用ポイントについてご紹介します。
目的と予算を考慮し、商品に合った広告を活用して売上アップを目指しましょう。

楽天市場の広告の種類について

楽天内の広告は全部で7つあり、大きく3種類に分類することができます。
それぞれ広告ごとに、クリック課金タイプや、売上課金タイプ、キャンペーン期間無料掲載タイプなど、掲載方法や運用方法が異なります。

掲載型広告

楽天TOPページやジャンルTOPページ、特集ページなどの多くのユーザー見る場所に掲載される広告です。
掲載場所を指定して入稿するため、楽天市場内の純広告とも言われています.

楽天スーパーDEAL

楽天スーパーDEAL

メルマガ配信型広告

楽天からユーザーに配信されるメールの中にバナー広告が掲載されます。
ユーザーの閲覧・購買行動に合わせてメールを配信するため、販売商品に興味、関心のある人に広告を表示できます。

成果報酬型広告

広告出稿の手間と安価な広告費用が設定できることから、楽天内広告で一番手軽に始めやすい広告です。
広告によって、露出場所や費用発生起因が異なります。
クリックやクーポン取得、コンバージョンなど、広告ごとに決められた成果に応じて費用が発生します。

 

掲載型広告

掲載型広告のため、掲載されると同時に費用が発生します。
ROASを上げるために、クリックしたくなる画像や商品価格を提示することが重要です。
楽天市場のイベント開催時の特別大型企画とイベント開催時以外の楽天市場広告があります。

楽天市場広告

楽天TOPページやジャンルTOPページ、特集ページなどの多くのユーザー見る場所に掲載される広告です。
掲載場所やデバイス、掲載メディアを選んで広告を入稿できます。
アクセスが多いページに掲載されるため、商品やブランドの知名度や認知度を上げやすいです。
ただし、広告配信のターゲットが絞れないため、コンバージョンに繋がりにくいデメリットもあります。

・広告費用

30,000円~400,000円の目安で、幅広い金額での入稿が可能です。
掲載場所や、掲載期間によって広告費が異なります。
同じ広告枠でも、楽天市場へのアクセスが集まりやすい日は広告費用が上がりやすいです。
特に楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベント中や5と0のつく日などは広告費用が高く設定されています。

・運用のポイント

楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベント時に出稿するとアクセス数の増加が期待できます。
しかし、広告配信のターゲットを絞らないため、費用対効果が低くなりがちな広告でもあります。
ユーザーがアクセスし、購入に繋げるためには、クーポンや値引きなどの施策を行い、購買意欲を上げることが重要です。
新規顧客の獲得のためにクーポン、値引きの施策を強化している店舗におすすめの広告です。

今日のイチ押し

今日のイチ押し

また、大型イベント用の広告は、広告表示期間の1~2か月前には購入が締め切られます。
早めに商品販売計画を立てて、広告の購入を決めることもポイントです。

さらに、取り扱い商品ごとにスマートフォンやPCの購入割合が異なるため、自店舗に合った広告を選択していきましょう。
最近ではスマートフォンでの購入が増えており、楽天市場全体を占めるスマートフォンのアクセスの割合は70%を超えています。
楽天市場広告の中でも、スマートフォン用の「今日のイチ押し」枠は、比較的費用対効果が高いです。

 

特別大型企画

広告費用がかなり高いため、広告予算があり、売上実績のある店舗におすすめの広告です。
大口予算枠と目玉枠の2つの広告枠があります。

・大口予算枠

楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどの期間中に、2,000,000円以上の広告枠を購入した店舗のみ申請可能な広告です。
まず、出稿したい広告枠を合計金額が2,000,000円以上になるように選んで購入します。
しかし、申請すれば出稿できる広告ではなく、これまでの店舗の販売実績や広告予算を考慮して楽天側が出稿店舗を決める仕様となっています。
そのため、希望していた広告枠が配分されなかった場合は別の広告枠を購入して2,000,000円以上にする必要があります。

目玉枠

広告費が無料の広告なので、広告予算が少ない店舗にもおすすめの広告です。
楽天のイベントに協賛する商品を掲載している広告枠になります。
通常販売価格から20%~50%OFFの金額を設定し、在庫数やレビュー数などの条件を満たせば、どの店舗でも無料で申請が可能です。
申請された商品の中から、売上実績などを考慮して、楽天側が掲載商品を選びます。

メルマガ配信型広告

「おすすめニュース広告」と呼ばれ、楽天からユーザーに配信されるメールの中にバナー広告が掲載されます。
楽天配信と店舗配信があり、ユーザーの閲覧・購買行動にあわせて、メールを配信するクリック課金型広告になります。

メルマガ配信型広告

メルマガ配信型広告

楽天配信

楽天配信は、購買前の行動(閲覧履歴)をもとに楽天側で自動的に商品が選定、配信されます。

・広告費用

月予算5,000円から設定可能です。
クリック課金型広告で、クリックされると課金され、予算超過分の費用は発生しません。

・運用のポイント

楽天配信では、競合商品も一緒にメール配信されます。
似たような商品が並んで紹介された時に、ポイントや価格で負けない設定が重要になります。
楽天市場では、店舗ごとに楽天のECコンサルタントが割り振られます。
自店舗の担当ECコンサルタントに競合商品のCPCや施策を相談するのもおすすめです。

 

店舗配信

店舗配信は、購読開始情報や購買履歴をもとに再購入促進としてメールが配信されます。
店舗がメールを作成し、楽天がセグメントしたユーザーに配信します。
リピート購入施策として効果が期待できる広告です。

・広告費用

月予算30,000円から設定可能です。
クリック課金型広告で、クリックされると課金され、予算超過分の費用は発生しません。

・運用のポイント

メールの開封率が、クリック数やコンバージョン数に影響してきます。
ユーザーに開封したくなるようなる件名にすることが必須です。

成果報酬型広告

RPP広告、クーポンアドバンス広告、楽天CPA広告、TDA広告があります。
クリックやクーポン取得、コンバージョンなど、広告ごとに決められた成果に応じて費用が発生します。

クーポンアドバンス広告、RPP広告

RPP広告、クーポンアドバンス広告

RPP広告

検索キーワードにもとづいて表示される広告です。
商品に関連するキーワードで広告を入稿するため、楽天市場内でのリスティング広告のようなものになります。
商品ページの「商品名」、「キャッチコピー」、「商品説明文」、「入稿キーワード」を考慮し、楽天が自動的に広告を表示させます。
PCは検索結果の上位3枠、スマートフォンは検索結果の上位5枠にRPP広告が表示されます。
自店舗の販売商品を見てもらうためには、同一キーワードの検索結果でユーザーの目に止まることが必須です。

・広告費用

CPCは25円から、月予算は5,000円からと低予算で設定可能です。
クリック課金型広告で、クリックされると課金され、予算内で広告が配信される仕組みです。

・運用のポイント

初期設定の状態では、RMSに登録済の全商品が広告の対象になっています。
商品別・キーワード別のCPCの設定と広告除外商品の設定を行い、広告費を無駄なく運用していきましょう。

クーポンアドバンス広告

商品に応じて購入意欲の高いユーザーを楽天が自動で選定し、クーポンを発行する広告です。
過去に該当商品や類似商品にアクセスしたユーザーや検索キーワードにマッチした場合に表示されます。
クーポンが使えるのでユーザーの購入のハードルが下がり、コンバージョンに繋がりやすい特徴があります。

・広告費用

40円~1,000円まで入札単価を設定できます。店舗全体での最低予算額は5,000円、4%以上の値引き率から設定可能です。
ユーザーのクーポン獲得数に応じて課金され、予算内で広告が配信される仕組みです。
クーポンが使用された時のクーポン値引き金額は、店舗側の負担となります。

・運用のポイント

初期設定の状態では、RMSに登録済の全商品が広告の対象になっています。
商品別・キーワード別の割引率の設定と広告除外商品の設定を行い、広告費を無駄なく運用していきましょう。
また、取り扱いが少ない商品や販売開始したばかりの商品だと、データが少なく広告の配信数が少ないです。
他の広告の消化金額を確認しつつ、調整が必要です。

CPA広告

ステータスを「有効」にするとスタートでき、他の広告と比べて簡単に配信できます。
しかし、商品ごとの掲載ページを店舗側で設定できないので、効果分析をしにくい特徴があります。

・広告費用

ユーザーが広告をクリックし、720時間以内に広告経由で発生した売上に対して20%が広告費となります。
720時間以内であれば、同じユーザーの2回目以降の購入も課金対象となります。

・運用のポイント

初期設定の状態では、RMSに登録済の全商品が広告の対象になっています。
また、除外商品の登録上限は500件となります。
売上に対して20%が広告費となるため、利益率の高い商品に有効な広告と言えるでしょう。

 

ターゲティングディスプレイ広告

店舗が希望するユーザーセグメントに対象を絞って表示させるバナー広告です。
ユーザーに表示された回数応じて課金する、インプレッション課金型広告となります。
楽天市場TOPページに掲載できるプレミアムTOPパッケージや、様々な掲載面に配信できるリーチ最大化パッケージなど4つのパッケージがあります。

・広告費用

「広告の表示回数(ユーザーにバナー広告の50%以上が1秒以上表示された回数)×配信単価」で課金されます。
配信単価は、0.4~0.8円/回で設定されており、パッケージごとに異なります。

・運用のポイント

年齢、性別、楽天の会員ランク、閲覧履歴など、店舗が希望する条件でセグメントを作成し、バナー配信をする広告です。
店舗で広告対象を設定できるため、ターゲット層へ効率よくアプローチできます。
目的に応じてバナーデザインは比較的自由に制作でき、訴求したいデザインで配信が可能です。
ただし、楽天側でのバナーの審査に6営業日かかるため、計画的に作業を進める必要があります。
また、設定した予算を消化するまで広告が掲載されます。
まずは、最低予算である100,000円で運用を開始し、調整していくことがポイントになります。

まとめ

楽天市場内広告の種類と運用ポイントについてご紹介しました。
目的と予算を考慮し、商品に合った広告を活用して売上アップを目指しましょう。

楽天広告はアクセスを集める上で外せない施策となりますが、広告の種類が多く、広告によって運用方法も異なります。