アクセス人数UPの航海術

特定のターゲットに訴求!楽天TDA広告の基本的な運用方法

楽天で運用できる広告として浮かび上がるのは一体何でしょうか?恐らく多くの方が「RPP」、「クーポンアドバンス」、「市場広告」と答えるのではないかと思います。
これらの広告は楽天の中でもメジャーな広告ですが、ターゲットを絞るというよりは,
「どの商品を押し出すか」が重視されています。

今回ご紹介する「TDA広告」は先述の広告より、セグメントを細かく絞ることで特定のユーザーにリーチが可能な広告となっています。少額からの運用も可能なのでRPPや市場広告の成果がイマイチ…という方はぜひ一度利用しみてください。

楽天のTDA広告とは?

楽天の運用を手助けするTDA広告ですが、一体どんな広告なのでしょうか?
TDA(ターゲティングディスプレイ)広告とは、楽天市場内で対象のユーザーセグメントに絞ってバナーを表示される広告となっています。

▼TDA広告の例

楽天ユーザーの年齢や性別を始め、会員ランク、商品の購買・閲覧履歴などを細かく区分(セグメント)することで、ユーザーにとって関心の高いバナーを表示することが可能です。
課金方式はビューアブルインプレッション(Vimp)課金と呼ばれる、「ユーザーへ表示された回数×配信単価」となっています。最低予算は5万円となり、小額からの運用が可能なため、取り組みやすい広告ともいえます。

TDA広告は楽天のどこに掲載される?

TDA広告がどういうものかを理解できたことかと思います。それでは実際にTDA広告が楽天のどの部分に出てくるのかを確認してみましょう。
配信先は主に下記の通りになっています。

・検索結果レフトナビ
・閲覧履歴
・ランキング
・商品レビュー
・もっと見る
・お気に入り
・購買履歴
・商品価格ナビ
・お買い物完了ページ
・商品レビューページ
・楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどのイベントページ

▼お気に入り画面

TDAは過去の閲覧履歴や商品検索などを基に、関心のあるバナーが表示されるようになっています。デザインされたバナーとして表示されるため、目につきやすくなるのが特徴です。

TDA広告の設定-キャンペーン作成-

前提としてTDA広告は配信開始の10営業日前までに入稿を済ませる必要があります。そのため数日後のイベントから掲載しようとした場合、間に合わないのでご注意ください。また原稿入稿後のキャンセルは不可となっています。
それでは実際にTDA広告を設定していきましょう。

キャンペーン名

まずはキャンペーンの新規登録から始めます。
キャンペーン名は任意で設定可能です。シーズナルイベントやターゲティング、商品に合わせて設定しておくと後々振り返りやすくなるのでおすすめです。

キャンペーン期間

広告バナーの審査には約6営業日が必要になります。バナーなどに不備があると修正が入り、再入稿になってしまうため、規定を確認した上で余裕を持った入稿を行うと良いでしょう。

予算

予算は最低5万円~設定が可能です。

配信ペース

配信ペースは「アクセス量に合わせて最大配信」と「予算を日ごとに均等配信」の2種類があります。前者で設定した場合、キャンぺーン期間が途中でも予算を消化しきってしまうことがあります。例えば5万円を予算にしていても、ターゲットを広げすぎたりすると、翌日には予算が切れることもあるので注意が必要です。そういったことを避けるため、セグメントを細かく設定するなどの対処が必要です。
初心者の方はキャンペーン期間中に予算を均等に配分してくれる後者での入稿をおすすめします。

パッケージ種類

広告の目的にあわせてパーケージ種類の選択が可能です。これまで3種類のパッケージが用意されていましたが、2022年2月1日以降の掲載分に関しては2種類からの選択に改訂されました。

1.ターゲティングパッケージ
こちらはターゲティングを行いつつ、TDAが持つネットワークを活用しながら配信されます。そのため効率良くインプレッションを獲得することが可能です。認知を広げることが主な目的として挙げられます。ビューアブルインプレッション(Vimp)は0.75円です。

2.ノンターゲティングパッケージ
こちらはオーディエンスのセグメントが不要になるため、気軽に出稿可能なパッケージです。ターゲットを定められない分、Vimpは0.3円と割安になっています。予算をできるだけ抑えつつ、幅広いユーザーにアプローチするのに最適です。

セグメント

配信したいユーザーをセグメントします。以下の項目から選択することが可能で、細かい設定ができます。

・会員登録情報
・閲覧履歴
・イベント興味
・購入履歴
・ユーザー傾向
・3カ月以内3回以上購入
・自店舗来訪・購入履歴

例えば1,000円ぽっきり商品を売り出したい場合は買い回り数をチェックしたり、リターゲティングを行いたい場合は閲覧履歴にチェックしたりと様々な使い方が可能です。
セグメントを設定するとバロメータが表示され、セグメント領域の広さを表してくれます。
セグメントが広すぎると予算の消化も早くなるなど広告運用に支障が出る可能性があるので、こちらを参考にしながら設定を行うとよいでしょう。

TDA広告の設定-バナー入稿-

キャンペーンを作成したら続いてバナーを入稿します。

用意するバナーサイズは以下の4つです。

・1,280px×200px
・880px×320px
・400px×800px
・480px×360px

TDA広告のバナーはかなりレギュレーションが細かく設定されています。例えば「テキスト・ロゴの外側に16px以上のマージンをとる」、「テキスト占有面積はバナーの1/3」などです。一つでもレギュレーションから外れると修正依頼として戻ってくるため事前のチェックをしっかりと行うとよいでしょう。

TDA広告の振り返り

TDA広告はRPPやクーポンアドバンスとは異なり、レポート一覧で振り返るはできません。それぞれの入稿キャンぺーン毎に確認する必要があります。
確認方法はキャンペーン一覧画面の実績から確認ができます。ここで実績金額やROASなどを参考にして、次回のキャンペーンに生かすと費用対効果も高まってきます。

楽天市場の売上を高めるためにTDA広告を活用しよう

今回は楽天市場の広告の一つ「TDA広告」についてご紹介しました。RPPやクーポンアドバンス広告に比べると多少設定の難易度が上がりますが、セグメントを細かく設定できるため費用対効果も高めやすくなります。また予算も5万円から設定可能でエントリーしやすい広告と言えます。広告運用に手が回らない、知見がないという店舗は専門の業者に依頼を検討しても良いでしょう。楽天市場の売上を高めるためにはTDA広告の活用も鍵となってきそうです。