楽天市場で店舗運営をしているみなさま、楽天市場のイベント対策はしっかりできていますか?
「どんなことをやっていいのか分からないから、とりあえずイベントに参加している。」
そんな運営店舗運営者は必見です。

売れている店舗には必ず理由があります。
売れる店舗を目指すためには、まずはイベントの概要をしっかりと把握し、お客様がつい買いたくなる施策を見極めていきましょう。

今回は、楽天市場で行われる代表的な「お買い物マラソン」と「楽天スーパーSALE」にフォーカスをあて、売上アップに効果的な施策を伝授します。

楽天市場の恒例イベント!「お買い物マラソン」

お買い物マラソンは、楽天市場で月1~2回開催される人気のイベントです。
お買い物マラソンに参加するお客様は、楽天市場のポイントを貯めているヘビーユーザーが多いです。

イベント概要

【1】最大ポイント10倍!お得な買い回りキャンペーン

イベント期間中に複数の店舗で買い物をすると、最大10倍の楽天ポイントをGETできます。
店舗側では参加申し込みの必要がなく、ポイントアップ分は楽天負担です。

1ショップで→1倍
2ショップで→2倍
3ショップで→3倍
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
10ショップ以上で10倍!!

※買い回りキャンペーンは数百円の安価な買い物では対象になりません。
※1,000円以上(税込)購入した場合に1店舗とカウントされます。
 

【2】SPUでポイント最大○○倍!

お客様のSPU(スーパーポイントアッププログラム)によってポイント倍率が変わります。
SPUとは楽天のグループサービスを使えば使うほど、ポイント倍率がアップするキャンペーンです。
こちらも店舗側では参加申し込みの必要がなく、ポイントアップ分は楽天負担です。

普段から楽天市場で買い物することが多い方や、楽天モバイルや楽天銀行・楽天でんきなど、生活のほとんどを楽天のサービスを利用することにより、ポイント倍率が異なります。

楽天市場のビックイベント「楽天スーパーSALE」

楽天スーパーセールは、楽天市場で年に4回、3カ月周期で開催される楽天最大級の大型セールです。
開催前から終了まで、テレビCMやネット広告、電車の中吊り広告などを見かけます。
宣伝のおかげで、普段楽天市場で買い物をしない方や初めて楽天市場で買い物をする方のアクセスも多いので、店舗への集客アップも見込めます。
また、購買意欲が高いお客様が多くアクセスするのも楽天スーパーセールの特徴です。

イベント概要

【1】約200万点以上の商品が割引や半額に!

タイムセールや超目玉商品など様々な企画がありますが、特に盛り上がるのが、『スーパーSALEサーチ』です。
楽天スーパーセール期間中は通常の商品検索窓とは別に、SALE商品専用の検索窓が用意されます。
スーパーSALEサーチに商品を登録すると、検索結果に表示され、お得感を伝えることができ、購入されるチャンスが増えます。

スーパーSALEサーチに参加するには、商品金額を普段の販売価格の10%~50%OFFにし、エントリーする必要があります。
エントリーには期日が設定されており、2回の審査をクリアしなければいけません。

・スーパーSALE開始時からさかのぼって8週間のうち、合計で4週間以上楽天市場内で元値での販売実績があること。
(新商品は4週間までに商品登録をしておく必要がある)
・スーパーSALE開始時からさかのぼって2週間以内に、元値での販売実績があること。

などの細かい条件があるので、概要や条件をしっかり把握しましょう。
 

【2】お買い物マラソンと同様にポイントが付く

・最大ポイント10倍!お得な買い回りキャンペーン
イベント期間中に複数の店舗で買い物をすると、最大10倍の楽天ポイントをGETできます。
店舗側では参加申し込みの必要がなく、ポイントアップ分は楽天負担です。

・SPUでポイント最大43.5倍!
お客様のSPU(スーパーポイントアッププログラム)によってポイント倍率が変わります。
SPUとは楽天のグループサービスを使えば使うほど、ポイント倍率がアップするキャンペーンです。
こちらも店舗側では参加申し込みの必要がなく、ポイントアップ分は楽天負担です。

両イベントで取り組むべき施策

両イベントともアクセスを集めて、売上をアップするために取り組むべき施策をご紹介してまいります!

やるべき施策

1.イベントバナーを設置する
楽天から配布される「お買い物マラソン」や「楽天スーパーSALE」のバナーはもちろん、
店舗独自のポイントやセールのキャンペーンバナーを作成し、
TOPページやカテゴリページ、商品ページなど、お客様の目に触れるところにバナーを設置しましょう。

2.店舗別ポイント変倍
楽天資源のポイントに加えて、店舗独自のポイント(店舗負担)を設定しましょう。
ポイントは2倍から設定できますので、商品ごとに設定することも可能です。
ポイントが多ければ多いほど、お得感を出せます。
特にお買い物マラソンでは有効な施策です。

3.クーポンの発行
クーポンを商品ページや店舗のトップページ、タイムセールページなどに設置し、「今買うとお得!」とアピールできます。
下記のようなクーポンが発行できます。

例 1000円お買い上げで100円OFF
2点以上購入で10%OFF

4.メルマガ配信
メルマガ登録をしてくれているお客様にセールやキャンペーン情報を発信します。
配信タイミングは下記をおすすめします。

・イベント告知解禁のタイミング
・イベント開始のタイミング
・イベント期間中の0と5のつく日
・イベント開催終了間際

5.商品サムネイル画像や商品名をイベント仕様にする
どんなに値下げをしても、ポイントをつけても商品ページにお客様がたどり着かないことには意味がありません。
商品検索一覧画面でクリックされるように、商品画像サムネイル(1枚目画像)や商品名の先頭にオファー内容を追加し、お客様の目をひく工夫を行いましょう。

まとめ

楽天市場のイベント施策を行うことは、リピーターを増やす目的もあります。
『楽天市場の店舗間を買い回りする』=『新しいお店や商品を探す人が増える』という事は、新規のお客様を獲得するチャンス!
また、購入回数が少ないのお客様への再アプローチのタイミングです。
せっかくの機会に、リピーターになってもらうための対策をしっかり行いましょう。

イベント施策と言われると難しく考えてしまうかもしれませんが、売上をアップするためにできることをしっかりと行っていけば自然とお客様が増えていくはずです。

他にも楽天市場には、ワンダフルデー、0と5のつく日などさまざまなイベントがあります。
こちらのイベントでも活用できる施策なので、ぜひ取り入れてみてください。

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