楽天市場で高い広告効果を期待できることで人気のTDA広告に入札制が導入されたのをご存知ですか?入札制は0.75円~10.00円から設定可能で露出が高まる一方で危険性もあります。今回は入札制について知っておきたい知識を紹介します。
そもそもTDA広告とは?
TDAとは、楽天ユーザーの年齢や性別を始め、会員ランク、商品の購買・閲覧履歴などを細かく区分(セグメント)することで、ユーザーにとって関心の高いバナーを表示することが可能な広告です。
課金方式はビューアブルインプレッション(Vimp)課金と呼ばれる、「ユーザーへ表示された回数×配信単価」となっています。最低予算は5万円となり、小額からの運用が可能なため、取り組みやすい広告ともいえます。
新規、リタゲと区分することで成約率も高いため、楽天の中でも特に人気の高い広告となっています。基本的な運用方法を知りたいはぜひこちらからチェックしてください。
▽特定のターゲットに訴求!楽天TDA広告の基本的な運用方法 (https://captainec.jp/rakuten/attracting_customers/advertisement-tda)
TDA広告で入札単価が設定可能に
これまでTDA広告ではVimp単価が一律で定められたパッケージ制が採用されていましたが、22年8月1日以降はキャンペーンごとに単価を設定できる入札制が適用されました
■既存の方式
・ターゲティングパッケージ(0.75円/Vimp)
・ノンターゲティングパッケージ(0.3円/Vimp)
■22年8月1日以降の方式
入札制 (0.75円~10.00円/Vimp)
0.75円から0.05円刻みで設定可能
入札制のメリット
これまで一律に単価が設定されていたパッケージ配信は、良くも悪くも公平に配信されるようになっていました。
一方入札制にした場合、露出を強めたいキャンペーンに対して単価を上げると、競合のキャンペーンよりも露出されることが可能になりました(※)。さらに入札単価はキャンペーンが回っている最中でも変更することができます。
お買い物マラソンやスーパーSALEの期間だけ調整するなど、広告効果を高めるには最適な仕様へと変わったわけです。
※ターゲティングセグメントや期間、配信ペースなどにも左右されるため、入札単価を上げれば必ず露出が増えるわけではありません。
入札制の注意点
入札単価を自由に設定できるようになった反面、単価には十分気をつける必要があります。キャンペーン開始からアクセルを踏んで5円以上の単価に設定していると、翌日には予算が尽きていた・・・なんてことも珍しくありません。
もし高単価で設定する場合は、限りなくセグメント狭くしたり、無駄な露出をしない運用方法を行いましょう。
入札制の運用方法
おすすめの運用方法としては、まずは最小単価である0.75円からスタートすることです。急な単価の引き上げは広告効果が悪くなるため、消化ペースや配信期間を日々チェックしながら少しずつ上げていくようにしましょう。
TDA広告を活用しよう
いかがでしたか?入札制は露出が強まるなどのメリットがある一方で、急激な予算消化の危険性もあります。運用を行う時はまず入札単価は最小限に、日々のパフォーマンスを確認しながら拡張するように注意してくださいね。
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