直接会わなくてもプレゼントを贈ることができることから、最近はネットショップでギフト商品の需要が高まっています。
母の日、父の日、お中元、お歳暮、クリスマスなどの決まったイベントだけでなく、
内祝い、引っ越し祝い、プチギフトなど様々な商品がギフトとして贈られる可能性があります。
今回は、ギフトページに必要な設定やコンテンツなどのノウハウをご紹介します。
選ばれるギフト商品ページには何が必要?
ギフトを受け取った時にどのような状態なのか?をギフト商品ページにしっかりと記載し、
ユーザーの不安を解消した商品ページを作成しましょう。
ギフト商品は、ユーザーごとに細かな要望が発生しやすい商品です。
自店舗ではどんな対応を行っているか明記し、商品発送後のトラブルを事前に防ぎましょう。
1.ラッピング画像
商品を梱包した画像を入れることで、ラッピングイメージが湧きやすくなります。
包装紙はどんな色なのか、リボン対応はしてもらえるのか、
ボリューム感や高級感なども視覚的に分かるのでイメージの相違が起こりにくくなります。
2.のし、メッセージカード
のしやメッセージカードも複数のデザインやパターンから選べると、ユーザーの満足度が高くなります。
また、のしは水引(蝶結び、結びきりなど)の説明を加えると丁寧です。
表書きや名入れの対応、内のし、外のしの対応についても記載するとより親切です。
3.納品書を入れない
贈り物の金額が相手に分からない配慮は、ギフト対応をする上で必須です。
お届け先には納品書やパンフレットなどの金額が分かるものを同梱しないことを記載しましょう。
商品ページにきちんと記載することで、ユーザーに安心してご購入いただけます。
4.配送日を明記する
クリスマスやバレンタインなど、イベントまでに届けたい商品については、
「○日までのご注文で○○日までにお届け」と明記しましょう。
配送会社の混雑や遅延が起こる場合もあるので、余裕を持った日程を設定しましょう。
5.名入れなどのカスタマイズ対応
名入れ対応やカスタマイズ対応ができる商品は、特別感を演出できます。
商品価値が大きく上がったプレゼントとなるので、対応できる商品には商品ページ内で訴求を強めていきましょう。
6.利用シーンを入れる
その商品を購入することで、どんな体験が得られるかユーザーベネフィットを入れましょう。
特に、ギフト商品は「贈った相手が喜ぶイメージ」や「商品を使ってこんなな体験ができる」など
人の気配や人間味を感じられる画像を必ず入れましょう。
ギフト商品は「ギフト設定」が必須
ギフト設定ができるネットショップは、ギフト設定を行いましょう。
楽天市場の場合は、ギフト設定を行うことで、無料で下記対応が可能です。
・ギフト対応商品に絞り込み検索機能が使えるようになる。
・ギフト特集ページに掲載される。
・商品ページに「ギフトアイコン」が設置可能になる。
▼ギフトアイコン
▼おくりものナビ(ギフト商品特集ページ)
https://event.rakuten.co.jp/gift/
ラッピングやのし、メッセージカード、名入れなどを設定し、
RMSでギフトナビゲーションサービスの利用申請を行い、承認が出れば無料でギフト設定が可能になります。
RMS>店舗向けサービス>3 各種申請・設定変更>ギフトナビゲーション認定審査申請
もちろん、商品ページ内にギフト対応のバナーを設置して、ギフト対応商品であることを目立たせましょう。
商品名やキーワードについて
各イベント名の追加はもちろん、一緒に検索されやすいキーワードや表記ゆれのキーワードの追加も行いましょう。
検索キーワードの最適化を行うことで、検索結果上位表示を狙いましょう。
イベント名と一緒に検索されやすいキーワード例
早割、送料無料、ラッピング、お返し、のし、熨斗、まとめ買い
表記ゆれのキーワード例
お歳暮、御歳暮、歳暮
訴求次第で、どんな商材もギフト商品になる!
今回は、ギフトページに必要な設定やコンテンツなどのノウハウをご紹介しました。
プレゼントだからこそ、現物を自分の目で確認せずに注文するのは不安になる。
そんなユーザーの戸惑いを払拭できるような商品設計、コンテンツを作成し、売上アップを狙いましょう。
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