楽天市場を始めとするECサイトで買い物をした際、商品と一緒にパンフレットやチラシ、商品のサンプル等が入っていたことはありませんか?
同梱物は店舗や他の商品に興味をもってもらい、商品の認知度アップやリピート購入を促進するための販促ツールです。
商品の開封時に必ず目に入るため、メルマガに比べて目に留まりやすいというメリットもあります。
しかし、楽天の店舗運営をされている方の中には「同梱物についてあまり考えたことがなかった」「どんなものを入れたらいいのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、同梱物の種類や考え方、楽天市場で同梱施策を行う際の注意点などをご紹介します。
楽天市場の店舗運営で同梱施策を行うメリットとは?
商品と一緒に届くパンフレットやチラシは、開封率が100%の販促ツールといえます。
商品開封時にはユーザーのモチベーションも高く、店舗や他の商品に興味・関心をもってもらいやすいタイミングです。
そのタイミングでユーザーにアプローチできるというのは、楽天店舗を運営するうえで大きなメリットになります。
また、店舗や商品の認知度を高めるだけでなく、楽天の店舗運営では欠かせない高評価レビューを獲得できる、リピーターの育成・LTVの向上などに繋げることができる、等のメリットもあります。
一方で、施策を行うにはコストがかかるというデメリットがあります。
また、同梱物の入れ方によっては目に留まらずに捨てられてしまう可能性もあるため、箱内での入れ方についても検討が必要です。
楽天市場の店舗運営で有効な同梱物の種類
同梱物には様々な種類がありますが、楽天の店舗運営で取り入れやすいものは以下のような内容です。
自社のサービス・商品や、同梱施策の目的に合わせて導入を検討してみてください。
挨拶状
購入に対するお礼と共に、簡単な店舗・商品の紹介を行います。
親しみやすさを出したい場合には、手書き(または手書き風フォント)にしたり、顔写真・似顔絵を付けたスタッフ紹介を入れたりするのもオススメです。
また、楽天市場の店舗であれば、「ぜひレビューをお願いします」のようにレビュー促進の文言を入れるのも有効です。レビューを書いたお客様限定で次回のお買い物で使える限定クーポンをプレゼントすると、さらに特別感が生まれます。
その際は、楽天市場のレビュー投稿手順に関する説明や、URL・二次元バーコードを必ず近くに記載するようにしてください。
挨拶状ではお客様に感謝の気持ちを伝え、温かみを感じさせることが重要です。
機械的な内容ではなく、その店舗やスタッフの雰囲気が伝わる内容になるよう工夫してみてください。
ノベルティ・サンプル・クーポン等のプレゼント
ノベルティやサンプル、クーポン等は同梱物の中でもユーザーの目に留まりやすく、満足度アップに繋がりやすいツールです。
購入商品と親和性の高い商品のサンプルや、リピーター向けのクーポンを同梱することで、楽天店舗内でのリピート購入を促進することが可能です。
製品に関する説明チラシ
お届けした商品について、訴求したいポイントや使い方などを説明します。
特に化粧品や健康食品などでは、量や使い方を間違えると十分に効果を感じてもらえない可能性があります。
簡単な説明を入れることで、正しい情報を伝えられるだけでなく、丁寧な印象を与えることもできます。
商品カタログ・パンフレット
楽天の運営店舗で販売している商品のカタログを入れることで、他商品への気づきを与え、リピート購入を促進します。
カタログ内には楽天店のURL・二次元バーコードを入れて、気になった商品をすぐに確認・購入できるようにしておくことが大切です。
定期購入者向けの同梱物
定期購入とは、一度の申し込みで「○週間に1回」「○ヶ月に1回」などと決まったタイミングで商品を届ける販売手法のことです。
定期購入者向けの同梱物は毎回同じものではなく、お届けした回数によって変更することをオススメします。
例えば初回のお届け時には挨拶状と製品に関する説明チラシ、3回目のお届け時にはプレゼントを付けるなど、楽天で定期購入を続けやすくするための施策が有効です。
ユーザーに製品の良さを伝え、+αの定期購入を続けやすくすることで、ロイヤルカスタマーを育成します。
楽天市場の運営で同梱施策を行う場合の注意点
楽天市場の店舗では、「楽天市場以外のページへの誘導はNG」というルールがあります。
これはWebページ上だけではなく、同梱物の運用においても同様です。
例えば「楽天市場の他に自社ECサイトを運営していて、同梱物では自社ECサイトの紹介チラシを入れたい」というような施策はルール違反となります。
このルールを守っていないことが楽天市場側に知られた場合、ペナルティの対象となり、最悪の場合は楽天市場からの退店に追い込まれる可能性もあります。
楽天市場で運営する店舗では、楽天市場の案内のみを入れるよう注意してください。
まとめ
商品と一緒に届く同梱物は、ユーザーとコミュニケーションを取るための大切なツールです。
同梱施策を取り入れることで、ユーザーに他商品への気づきを与えたり、店舗に関する安心感・信頼感を感じてもらうことで、リピート購入の促進へと繋がります。
また、楽天市場においては高評価レビューに繋がる可能性も高くなります。
楽天市場を始めとするECサイトを運営している方は、ぜひこの機会に同梱物を見直してみてください。
ベイクロスマーケティング株式会社
ECコンサルタント 安田 駿祐
監修者プロフィール
楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon、自社ECなど、複数チャネルのEC運営・Webマーケティングに従事。商品構成、販売設計、価格戦略、広告運用、商品ページ改善、CRM施策など、売上・利益改善に向けた施策の立案・実行を行っている。
業種・規模の異なるEC事業者を支援し、商材特性や競合状況、購買データをもとに「選ばれる理由」を明確にした販売戦略の設計に取り組んでいる。
ベイクロスマーケティング株式会社について
ベイクロスマーケティング株式会社は、EC運営代行19年以上・累計200社以上の支援実績を持つEC支援会社です。ECモールや自社ECの運営、広告運用、転換率改善、業務効率化などを支援しています。
※本記事は2026年7月時点の情報をもとに監修しています。
- Q楽天市場の商品発送時に同梱物を入れると、メルマガにはないどのような利点がありますか?
- A商品を開封する際に必ず目に入りやすく、購入直後の関心が高い時点で情報を届けられます。店舗や別商品の認知、再購入の促進に利用できます。
- Q楽天市場の同梱施策は、LTVとレビューにどのような効果を期待できますか?
- A店舗や商品の理解を深め、再購入を促すことでLTVの向上につながります。購入後の接点を作るため、高評価レビューを得る機会も増やせます。
- Q楽天市場の商品に同梱できる販促物には何がありますか?
- Aノベルティ、サンプル、クーポン、商品説明のチラシ、商品カタログ、パンフレットなどがあります。施策の目的と購入商品に合う内容を選定します。
- Q同梱物が顧客に読まれず捨てられることを防ぐには、何を見直しますか?
- A箱を開けたときに目に入る位置と、同梱物の見せ方を見直します。
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