楽天市場では、年に1度優秀な成績の店舗に対して「楽天ショップオブザイヤー」として表彰をおこなっています。2022年1月に発表された「楽天ショップオブザイヤー」では、総合賞10店舗、ジャンル賞124店舗(42ジャンル)、サービス賞23店舗、特別賞12店舗の計142店舗が受賞しています。この楽天ショップオブザイヤーは、今回で24回となっており、楽天利用者の注目度も高い賞となっています。
楽天ショップオブザイヤーとは?
楽天ショップオブザイヤーについて、もう少し詳しくまとめます。
楽天ショップオブザイヤーは、楽天SOYとも略されます。約55,000店舗(※)の中から、選ばれた店舗に与えられる賞です。
これはかなり狭き門となっており、SOY受賞は0.26%(※)。さらに、ジャンル大賞の受賞確率は0.08%(※)、総合賞TOP10に入る確率は0.02%(※)であったと、楽天ショップオブザイヤー公式Twitterにては数字がでていました。
(※楽天SOY2021の場合)
では、この賞の選考基準とはどんな項目があるのかを、次でご説明します。
楽天ショップオブザイヤーの選考基準とは?
楽天ショップオブザイヤーの選考基準は、公開されていません。ただ、どんな項目が選考の際に見られているか?は公開されています。
1:流通総額
12月はじまりで見ます。12月~11月までの1年間の売上を見ています。
店舗登録ジャンルの中で、売上額で順位が高ければ高いほど、可能性は上がります。
2:売上達成率(昨年対比)
1の売上(流通額)はもちろんですが、成長率もみられています。昨年よりも成長しているか?ということも見られています。流通総額が高くとも、成長率がマイナスの場合は、評価もマイナスになると予想されます。
3:注文件数
売上の作られ方にもチェックが入ります。100万円の売上を1件の注文で作ったのか?50件の注文から作ったのかで評価がかわります。
1人に売れた場合よりも、後者の50人に販売したことを評価されます。
4:楽天市場の利用者による投票数
毎年10月末~11月末の約1カ月間で、投票期間が設けられます。
投票することで、ポイントが当たるチャンスもあり、楽天市場側もしっかり投票を促す施策をしてくれています。
購入履歴から投票もできるので、日々の丁寧な受注対応が投票数UPに繋がるといえます。
5:店舗レビュー(総合評価)
店舗の総合評価が高いほど、優良店舗と判断されます。4.3以上の評価が必要だといわれています。総合評価が高い場合も、レビュー件数が少ない場合はカウントされない場合もあります。日頃からレビューを集める施策を打つようにしましょう。
6:その他
基本的にはブラックボックスな評価基準ですが、利用者からのクレームの量や、楽天市場への支払いがきちんとされているか(滞納などしてないか)なども見られています。
CHECK!
楽天ショップオブザイヤーの授賞式は、生中継配信もされます。
また、アーカイブがYoutubeにのこります。かなり注目度が高い1大イベントです。
店舗の情報として載せられる!だけでなく、露出も高いので、自然と店舗の宣伝にもなり、信頼度をあげることができます。
楽天ショップオブザイヤーの受賞を目指す
楽天市場では、毎年優秀な店舗を表彰しています。この選考基準は公開されていませんが、売上だけを見ているわけではありません。
店舗レビュー数・レビュー点数や、利用者の票も評価もかかわってきます。
売上アップを目指すために、日々の丁寧な顧客対応や、店舗レビューなどが大切になってきます。この2点は、SOYの受賞を目指す店舗だけでなく、楽天市場の店舗運営者は、意識して取り組むべき課題になります。
SOY受賞は狭き門ですが、月ごとで評価をする「楽天ショップ・オブ・マンス」という賞もあります。まずは月間の賞がとれるように目指していきましょう。
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