楽天市場のトップに表示されている楽天スーパーDEAL。
最大50%のポイント還元が魅力的な、お得コーナーになります。
楽天スーパーDEALの商品は、お買い物マラソンなどのイベントと違い、エントリー不要でポイントがつくため、お客様にとって直感的でわかりやすいコーナーです。
トップの導線の他、検索のセグメントにも楽天スーパーDEAL商品を探せるチェックボックスが用意されており、お客様へも浸透されているコーナーです。
楽天市場の店舗運営者側からみると、顧客獲得・販売強化につながる施策が打てる常設場所というわけです。
楽天スーパーDEAL参加費用とは?
楽天スーパーDEALの掲載料は【 広告掲載料金 + ポイント資源 】の合計です。
広告掲載料金は、楽天スーパーDEAL商品が購入された際、商品価格(税込)の10%を、楽天市場に支払う計算になります。
これはポイントの還元率にかかわらず、10%なります。
例えば10,000円(税抜)の商品を、50%のポイント還元で楽天スーパーDEAL商品として掲載していた場合は消費税の税込価格の10%なので1,100円の広告費+ポイント分5,000円。合計6,100円の広告掲載料金がかかります。
楽天スーパーDEALの掲載枠の種類について
楽天スーパーDEALの掲載料金を「広告掲載料」と呼ぶように、楽天スーパーDEALは広告として動かせるものです。掲載の枠が「サーチ枠」と「広告掲載枠」の2種類があります。
サーチ枠とは
1商品から掲載できるので、手軽に始めることができます。
また、前日の23:59までにエントリーすれば、翌日から掲載が可能です。
そしてポイント還元率も10%からつけることが可能です。
1点から、また少ない還元率ですぐ開始できるので、手軽にDEALを開始したい店舗運営者様向けのメニューです。
ただし、訴求力はそこまで高くありません。楽天スーパーSALEのサーチ申請と同じようなイメージです。
広告掲載枠とは
サーチ掲載+楽天市場トップページや楽天スーパーDEALのトップページへの商品掲載がされます。
広告掲載枠にはさらに、2種類の枠があります。
<時間限定枠>
24時間限定で掲載されます。
商品は1商品から、掲載が可能です。ポイント還元率は20~50%まで、10%単位で設定ができます。
<タイアップ枠>
掲載期間が2週間になります。掲載商品は21~60商品必要です。
ポイント還元率は20~50%まで、10%単位で設定ができます。
サーチ枠とは違い、時間と金銭的コストがかかるので、本格的にDEALを運用したいと思われる店舗運営者様向けの枠になります。
楽天スーパーDEALを実際設定するには?
楽天スーパーDEALですが、枠が2種類あります。
こちらについては先述しておりますが、サーチ枠の場合は原稿の入稿・原稿審査は必要ありません。
ただし、タイアップ枠は原稿の入稿と原稿審査がありますので、店舗運営者様は注意が必要です。
今回は、楽天スーパーDEALサーチの申請をご説明します。
- 店舗設定から商品管理に進みます。
- 3イベント申請からスーパーDEALを選びます。
- 新規エントリーへ進みます。
- 掲載希望の枠を選んで、確認を押して進みます。確認画面が出たら、申込内容が正しいことをよくよく確認してエントリーボタンを押してください。
※エントリー用CSVについては、フォーマットがあるので、フォーマットにそって入力しましょう。
エントリーが済んだら、次は審査ですがこれは審査が通るまで待ちになります。
楽天のスーパーSALEサーチの申請と同じです。
1次審査、二次審査、合否判定の3段階で審査が行われます。
1次審査は翌日以降に判定がでます。2次審査は原稿審査になりますので、広告掲載枠へ申込した店舗運営者様のみ進審査です。
原稿も問題なければ、合格となります。
※落選の場合も、再エントリーは可能です。
楽天スーパーDEALサーチを上手く活用する方法とは?
楽天スーパーDEALのサーチは、タイアップ枠に比べて訴求力が弱くなります。ただ、1点から参加でき、ポイント還元率が10%で済むので、活用しない手はありません。
店舗で独自にポイント10倍を付けているくらいなら、掲載料金の分余裕がある楽天市場の店舗運営者様であれば、ぜひスーパーDEALを使っていただきたいです。
ただし、闇雲にだすよりも、より露出強化を図るには、タイミングを間違えてはいけません。
楽天市場でやることの意味がここにあります。
楽天市場の会員は「ポイント集め」に対して意欲的です。楽天スーパーDEALはポイント施策に入りますので、ポイントアップのあるイベント日との連動が、1番効果があります。
なぜなら、楽天市場がポイントアップされることを知っている顧客が、ポイントを集めるために楽天市場内に集まってきているからです。
ポイントを集めるつもりの顧客が多い日にぜひ、楽天スーパーDEALへ参加してみましょう。
<具体的なイベント>
- お買い物マラソン
- 5と0のつく日
- 楽天ワンダフルデー
- ご愛顧感謝デー
ポイントアップデーは、通常店舗側でもポイントアップを実施していることが多いです。
ポイントアップしていない店舗の方が少ない可能性もあります。
この中でいくらポイントアップを謳っていても、正直施策としては、多くの店舗の中で埋もれてしまいます。
ですが、ポイントアップに対して意欲的なお客様は楽天スーパーDEAL専用の検索窓を利用される確率が高いです。
この場合、全店舗が楽天スーパーDEALに参加している訳ではないので、競合の中で埋もれてしまう確率が減ります。
逆に、お客様に商品を見つけていただくチャンスが増えます。
楽天スーパーDEALを上手く使うことで、より露出を強めていくことができます。
楽天スーパーDEALの気を付けておきた禁止事項
楽天スーパーDEALも、楽天スーパーSALEサーチ申請と同様、やってはいけないNG項目があります。 ルールを守って運用する必要があります。- 商品審査後に商品価格を変更すること
- 掲載終了直後に大幅な値引きをおこなうこと
- 同一期間に同一商品を重複エントリーすること
- 商品名に「楽天スーパーDEAL」「○%ポイントバック」と記載すること
- 楽天スーパーDEAL開催期間外に、キャッチコピーや説明文に「楽天スーパーDEAL」「○%ポイントバック」と記載すること
- 掲載期間は、開始時刻はAM10:00、終了時刻はAM9:59の間で設定すること
楽天スーパーDEALはどんな店舗におすすめ?
楽天市場の店舗運営者の中には、値引きできない商品というのを取り扱っている店舗様も多いのではないでしょうか?
・本当は値引きできる利率があるのに…
・競合店舗では値引きしているのに…
など、契約条件やブランドイメージのために値下げできない場合など、いろいろな事情があるかと思います。
楽天スーパーDEALは、あくまでもお客様にはポイント還元のイベントのため、通常販売価格を保ったまま、お得をアピールすることができます。
また、ただポイントを独自でつけるよりも、はるかに露出力が高いです。
やるからには、無駄なく集客したい。楽天市場に馴れている(楽天でよく買い物をする)顧客を効率よく集客したいという店舗運営者様には、ピッタリの施策です。
ついつい楽天スーパーDEALといえば、利率が低くなるイメージが強く、参加を敬遠している楽天市場の店舗運営者様も多いかと思いますが、楽天スーパーDEALのサーチ枠であれば、1点から参加でき、またポイント還元率も10%から参加できます。
ポイントアップの定期イベント日と連動させながら、上手く露出強化をしていきましょう。
ベイクロスマーケティングでは、楽天DEALの施策についてもご相談を受けておりますので、楽天店舗の運用でお困り事がありましたらお気軽にお問い合わせください。