楽天市場の集客・リピーター施策の中で、一番手軽に、そして安価に始められるメルマガ。しっかり運営できていますか?
メルマガを送ってはいるが、いまいち手応えが感じられていない場合、どこかに問題が隠れている可能性があります。

メルマガは商品情報やキャンペーン案内を、直接お客様にお届けできる大切なコミュニケーションツールです。
上手く運営することで、店舗のファン育成にも役立ちます!

今回は、上手く文章が書けない、伝え方が分からないとお悩みの店舗運営者のために、メルマガ作成のコツをご紹介いたします。

重要ポイント「構成決め」

イベントのたびに、同じ内容のメールばかり送っていませんか?
「どう書けばいいかわからない」「いざ書こうとすると時間が足りない」という様々な理由があるかと思います。

<メルマガが苦手な方のご意見>
・文章力がないので、書けない
・うまく商品情報を伝えられない
・そもそも何を書いていいかわからない

実はすべて「構成」を決めることで解決できます。
メルマガで大切なのは「文章力」ではなく、「構成力」です。

画像だけのメルマガは独りよがりになりがちなので、
まずは基本のテキストメルマガで、失敗しないメルマガ構成についてご紹介します。

<メルマガ構成の基本要素>

ヘッダー
リード文
目次
メインコンテンツ(本文)
(まとめ)
フッター

テキストメルマガ、HTMLメルマガに限らず大切なのは構成を組み上げることです。

メルマガ構成の例

1:ヘッダー

メルマガの先頭に入れる要素です。メルマガの顔になる大切な箇所です。
せっかく開いてくれたのに、メール画面を閉じられてしまうかもしれません。

大切なのは、一目で「内容がわかるように」しておくこと。
また、デザインで統一感を持たせる(トーン&マナーを決める)と良いでしょう。

『いつもの店舗からのメールだ!』とお客様が認識できるようにします。
これがファンづくりの第一歩です。

お客様側もたくさんのメルマガを受け取っていることを考えその中でも『●●店のメール』と認知されるということは、大変すばらしいことです。

店舗によってはマンネリ化防止のため、全部変えてます!という店舗もあるかもしれません。
それはそれでお客様も楽しみにしている可能性があります。ただ…毎回変える余力がない店舗は無理に全部を変える必要はありません。
むしろ毎回送るメルマガのデザインに統一感を持たせることで、店舗認識につながりますので、
ぜひヘッダーテンプレを作り、内容が瞬時にわかるような作りを目指してみてください。
メルマガ施策実例:ヘッダー見本

 

2:リード文

リード文とは、日本語にすると導入文です。人間味を出す大切な箇所です。実店舗の接客サービス(おもてなし)の心と同じです。
挨拶もなく、ただただ商品情報が届くと…それは「購入」を押し付けた印象を与えます。
ただ、長すぎてもいけません。文字が長いと「読むのが面倒」と思われてしまいます。

簡潔に!それでいて、温かみがあり、興味を引く内容であるのがベストです。

手紙のマナーのように季語を入れてみるのもいいでしょう。本文で紹介する商品を「なぜ選んだのか」「なぜメルマガで連絡したのか」が伝わるような、本文への流れを意識して文章をかきましょう。

 

メルマガ施策実例:リード文見本

3:目次

長いメルマガになってしまう場合は、必ず目次を付けましょう。

お客様が気になったところだけを読めるように、あえて読み飛ばしができるようにしてあげるのが、メルマガを読み続けてもらう秘訣です。

書き手としては「全部伝えたい」「全部読んでほしい」の気持ちだと思いますが、少し視点を変えましょう。お客様によっては、朝チェックだけして、お昼休みや仕事終わりにゆっくり確認するパターンもあるでしょう。チェックして興味がなければ、閉じる人もいると思います。
でも、それで良いのです!

独りよがりなメルマガにならない方が、メルマガ解約を減らせます。
お客様に直接お届けできる連絡手段を失うよりも、興味があったら読んでみてね!の気持ちで送ること。そして、お客様側で簡単に取捨選択できるように目次を付けておくことが大切です。

 

メルマガ施策実例:目次見本

 

4:メインコンテンツ(本文)

楽天運営店舗の皆さんが送るメインコンテンツは、やはり商品紹介ですね!たくさん伝えたいことがあるかと思いますが、
商品を知らない人でも、どんな商品かわかる「キャッチ」とともに極力わかりやすく案内しましょう。

文章やおすすめポイントを熱弁したいところですが、すっきり見せるのが大切です。広告感が強すぎると、嫌悪されてしまうので、わかりやすさの方が重要です。

また、複数商品を紹介する場合は、商品名、キャッチ、価格、導線など商品ごとに統一することも、スッキリ見せるポイントです。

そして大切なのが、次のアクションを載せること!商品を紹介しておいて、リンク先が店舗TOPなんてもっての外!必ず、商品が購入できるページにリンクをつけましょう。お客様が迷わず購入できる(次のアクションを起こせる)ようにしておきましょう。

 

メルマガ施策実例:メインとなるコンテンツ見本

 

5:フッター

メルマガの最後のブロックです。お問い合わせ先をしっかり明示しておきます。また、メルマガ解除の案内も記載しておきましょう。

 

メルマガ施策実例:フッター見本

 

まとめ

今回は、メルマガの効果を上げるための「構成」改善のコツと読んでもらう為の方法として、「読み飛ばしてもらう」方法をご紹介しました。
チグハグな印象ですが、メルマガ会員を続けてもらうこと。そして、メルマガをお客様のペースで読んでいただけることがとても大事になります。

メルマガに大切なのは文章力ではなく、わかりやすい構成でお届けすること!そして統一感をもったメルマガを作ることが、メルマガ施策では活きてきます。
ぜひメルマガ運営にお役立てください!

そのほか、HTMLメルマガでのお悩み解決法、ターゲットを絞ったメルマガについて。メルマガと同時に行うべき施策など、メルマガ施策についてはまだありますので、機会がありましたらまたご紹介します!

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