2023年6月時点で、楽天市場に出店している店舗数は、5.7万店舗。
そして、2022年の年間国内EC流通総額は5.6兆円となっています。
※年間国内EC流通総額(2022年) 出典:楽天グループ株式会社「2022年度通期及び第4四半期決算説明会資料」
※出店店舗数(2023年6月時点) 出典:楽天グループ株式会社「2023年度第2四半期決算説明会資料」


楽天市場の店舗運用では、たくさんの店舗・商品がある中で、お客様に「どれだけ自店舗の商品を見てもらうか」がとても大切です。
 
楽天市場では、様々な広告が用意されています。
種類が多く、どの広告に出せば売上が上がるのか?迷われている店舗運用担当者もいるのではないでしょうか。
 
今回は楽天市場の広告の選び方について、例を挙げながらご紹介していきます。

楽天市場の広告種類

楽天市場の広告を大まかに分けると、3つのパターンに分けることができます。

1:成果報酬型広告

RPP広告やクーポンアドバンス広告です。商品の検索結果に表示される広告です。
広告を始めよう!と考えたときに、1番最初に実施いただきたい広告です。
成果に応じて、費用が発生する広告形態になります。

膨大な商品が購入できる楽天市場で、「欲しい」商品を見つけるために、お客様の多くは商品検索を行います。
積極的に商品を探しているお客様へ、検索結果の上位に掲載されるのがRPP広告です。
 
RPP広告では、PCは上位3枠、SPは上位5枠に表示されます。
そして、検索結果のさらに上位の場所にクーポンアドバンス広告がでます。
 
検索後、最初に目にする場所にクーポンが掲載されるので、お得に商品を購入したいお客様へのアピールになります。
 
メリット
購入意欲が高いお客様の目に入りやすくなります。また、クリック課金型広告のためクリックされて(店舗に誘導できて)広告費を払うことになるので、費用対効果などの分析が行いやすいです。
RPP広告は大きなデメリットがないので、まず初めに運用をおすすめする広告になります。
 
デメリット
クーポンアドバンス広告の場合は、クーポン利用(購入)ではなく、クーポン取得で成果とみなされます。ただ、少しでもお得になれば購入につながりやすいので、クーポンアドバンス広告が一概に悪いともいえません。

2:メルマガ広告

楽天市場が配信しているメールマガジンの中に、広告が掲載されます。


 
最近はメルマガだけでの効果が難しいため、掲載系広告と連動しメルマガ広告を使うケースがほとんどです。
 
メルマガ広告のメルマガには他店舗の商品も掲載されるため、自店舗の商品が埋もれやすいです。
また、楽天市場で見つけやすい(純広告も出している)と、送客を無駄にする機会を減らせます。最近のトレンドとしては、掲載系広告を出す際にメルマガ広告も出すという使い方があります。
 
メリット
楽天市場の保有する大量の顧客にメールを送ることができることです。
 
デメリット
必ずしもメルマガが開封されるわけではないこと。
また、ほかの商品も掲載されるので、競合商品が自店舗よりも安かったりオファーが強かったりすると、メール内で比較されて広告効果が得られないことです。
 
楽天市場が原稿を作成・送信するメール広告を出稿する前に、まずは店舗配信のメルマガから運用してみましょう。
自分で原稿をつくり、セグメント(送信条件)を組み、自店舗の商品購入者へ再購入を促してみましょう。

3:掲載系広告

楽天市場で目につく広告枠です!
特集ページやキャンペーンページなど。
お客様が興味関心をもって見るページへの純広告掲載になります。


 
大型イベントでの広告枠はとても高額で40,000円~1,200,000円など、場所や期間などでかなり前後します。
水色1・2などです。イベントページの上部に表示されるので、目につきやすいです。
 
メリット
お金を払っているので必ず掲載される<掲載保証>。お客様の目にとまりやすい。という点です。
 
デメリット
イベントページへの掲載なので、たくさんの人が見に来ますが、自店舗の商品に必ずしも興味がある人が見に来るとは限らないです。購入につながりにくく、費用対効果を計算しづらい問題があります。

無料の目玉枠

大型イベントページですが、お客様の目に入ることは確かなので、掲載されればアクセスは増えます!
必ず掲載されるわけではない、抽選制の「超目玉枠」(掲載費無料)もあるので、申し込みしてみるのもいいと思います。
当ればラッキー!そのくらいの気持ちで、試してみてください。
 
楽天店舗の多くが申し込みしますので、当たる確率はかなり低めです。
目玉枠に出してみたけれど、アクセスが増えただけで購入数は、目玉枠掲載していないイベント時と変わらない…などあれば、掲載型広告と相性はあまりよくないかもしれません。
 
ぜひ抽選参加してみてください。そのほか、イベント限定のサーチに参加したり(無料)赤色2、参加店舗一覧に名前が出る(無料)赤色1&3などもあるので、無料の範囲でイベントに参加し、アクセス数、売上のアップを狙いましょう。

お悩みごとに広告を使い分けよう

店舗によって様々な課題があり、どのようなユーザーにアプローチしたいか異なります。
お悩みごとに目的を持って広告を使い分けることが重要です。
楽天市場の広告の種類ごとの広告活用事例を紹介します。

◆成果報酬型広告

<お悩み内容>
販売している商品の認知度は低いが、お客様の検索キーワードは分かっている。
まずは新規顧客を獲得したいが検索結果の上位に表示されないため、アクセス数が少ない。
 
成果報酬型広告は、新規顧客を効率よく獲得したい時向けの広告です。
狙ったキーワードごとにCPC単価を設定し、オークション方式で広告を入札します。
検索結果の上位に掲載されるため、商品を探しているお客様にピンポイントで商品を表示できます。
また、クリックされた場合だけ広告費用が発生することで、広告費用を効率的に運用できます。
 

◆メルマガ広告

<お悩み内容>
自店舗でのリピーター向けにメルマガを作成し、送客率も好調。
これまでの運用上、メルマガの購読率が高い商材を販売していることが分かっている。
同じジャンルの商品を探している会員向けにもメルマガで認知を強めたい。
 
楽天市場が配信するメルマガは、楽天市場が保有しているお客様向けに大量のメールを送ることができます。
自店舗で購入したことがないお客様にも、同一ジャンルに興味・関心がある場合、メールが配信されるので商品の認知を広げることができます。
ただし、他店舗の商品も同一メルマガ内に掲載されるため、店舗で一番売れ筋の商品の掲載をおすすめします。
 

◆掲載系広告

<お悩み内容>
商品の認知度を上げたいので、とにかく多くのお客様の目に触れて欲しい。
商品ジャンルに興味がないお客様にも広告を表示させて、少しでも興味を持ってくれるきっかけの1つを作りたい。
 
掲載系広告は、楽天市場が企画する特集やキャンペーンページに広告を表示できます。
楽天市場が企画しているため、楽天市場のTOPページから特集ページへの導線も掲載されます。
特定の商品というよりも、お得な商品をなんとなく探しているお客様にアプローチできることが強みです。
多数のアクセス数が期待できることから広告費用が高額となりますが、広告予算に余裕がある店舗におすすめです。

まとめ

大きく3つの広告について話してまいりましたが、いきなり広告費をドーンとかけて運用できる店舗様は、そう多くはありません。
広告を始めよう!そう思ったら、まずはRPP広告から始めてみましょう。
 
CPCは25円から、月予算は5,000円からと、低額から始めることができます。
クリックされなければ費用も発生しません。
一般的に、ROASが150%以上あれば効率よく運用できている状態とされています。
費用対効果の検証もしやすいので、ぜひご検討ください!
 
楽天市場のコンサルさんから、広告枠を勧められるままに購入したが、効果を感じられなかった…そんなお声もよく聞きます。
よく分からない状態でに広告を投下する前に、商品ページのコンテンツも売れる訴求内容への修正が必要です。
無駄な広告費用投下にならないよう、広告運用はしっかりと効果検証しながら運用していきましょう!
「自分の店舗はどの広告が向いているのだろう」とお悩みの方はご相談ください!

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